保険診療とは保険制度が認めた技術・素材のことです。歯科診療の中で、ごく一部しか認められておらず、10年以上、新しい素材・技術は保険診療に導入されていません。よりよいお口の健康を維持するために、
当医院では新素材・新技術を積極的に導入し、ご提供できる準備をしております。お気軽にご相談ください。
かつては歯の病気と言えば、虫歯が一般的でしたが、近年国をあげた健康増進の成果により虫歯はかなり減りました。
そして、これまで虫歯の後ろに隠れていて、あまり注目されて来なかった歯周病(歯槽のう漏)が近年注目されるようになりました。
●当院における歯周病治療の流れ
まず、綿密な診査を行って、歯周病の実態をつかみ、原因を明確にし除去していく方法が基本となります。
初診時には、プラークの付着状態、ポケットの深さ、歯槽骨の吸収程度、歯の動揺歯肉の炎症状態、咬合状態を診査します。
それをもとに診査結果、処置内容を具体的にお話し、治療に対し理解と同意が得られた方のみ治療を開始します。
1)必要に応じて応急処置を行います。歯肉が腫れている場合の切開、排膿、かみ合わせの
調整、投薬などです。
2)精密な検査をします。
3)検査をもとに歯科医師が診断し、治療計画についてご説明いたします。
4)担当歯科衛生士による歯ブラシ指導、口腔衛生指導の後、歯石の除去を行っていきます。
また必要であれば補助的清掃用具(デンタルフロス、歯間ブラシ等)の指導も行います。
5)再検査(治癒を評価します)
6)必要に応じて歯周外科処置を行います。
7)最終検査後、揺れの大きい歯はつないで固定することもあります。
8)その後、メンテナンスに入ります。
Dental Durg Delivery System(デンタル・ドラッグ・デリバリー・システム)薬の働きを 最大限に発揮するように工夫された投与方法(投与剤)のことです。
むし歯の主な原因菌は、歯だけに付着して増殖するという性質がある為、 歯だけに薬を使用することができればむし歯菌だけを減少さすことができます。
3DSでは、歯科衛生士による専門的な技術と器具を用いた歯面清掃処理を行って、 完全にバイオフィルムを除去した後、歯列にフィットしたトレーを用いて薬を一定時間歯面にのみ塗布します。
この方法で、唾液に希釈されることなく、安全で確実に抗菌剤やフッ化物などの薬を塗布することができ、 今後のむし歯菌除菌法として期待されています。
また、3DSで歯周病の原因菌を取り除くことが口臭予防にもつながるとも考えられています。(自費10,500円)
●セレーブデンチャー(保険適用外)
自然で美しい入れ歯です。
金属のバネを無くし、見た目が自然で美しいのが特徴です。
※スライドーショーでのご紹介です。↓
マウスガードとは、スポーツ時に歯や顎骨にかかる衝撃を軽減し、外傷や脳しんとうから守るために使用します。
ボクシングの選手がはめているのをご覧になったことがあると思います。 今では空手などの格闘技、アメフト、ラグビーはもとよりバスケットボール等の選手にも使われています。
●既製品と歯科医院で作るものの違い
院内で歯型をとり各自に合ったマウスガードを設計、製作するため、既製品とは違って、 「しゃべりやすい」、「呼吸しやすい」、「つばが吐きやすい」、などの条件を満たしています。
すごく適合が良いので不快感がなく、競技に集中することができます。(自費10,000円(税別))