歯の色といえば一見真っ白と思われがちですが、実は黄色みを帯びたアイボリーホワイト(象牙色)です。 ただ人によっては先天的な理由や、抗生物質などの薬の過剰な服用によって変色してしまう場合があります。
■クリーニング(PMTC)
歯に付いた汚れ(タバコのヤニなど)をきれいに落とします。
■漂白(ブリーチング)
歯科用の薬剤や、レーザーを使用して歯を白くします。 変色の度合いや先天的または歯の内部に原因がある人はできない場合もあります。
歯の表面から専用の薬と、特殊なライトにより、何本かをまとめて白くしていきます。 最低4~5回、場合によっては10回くらい繰り返して行います。
来院していただくオフィスブリーチングが基本ですが、ご家庭で簡単な方法で行うホームブリーチングを併用して行うこともあリます。
■ラミネートベニア
歯の表面にレジンという樹脂を薄く盛りつけて固める方法です。 また歯の表面を薄く削ってその上にポーセレンというセラミックをきれいに接着する方法もあります。
これらは歯面清掃やホワイトニングでは白くできない人にでも治療できます。
歯の見えるところだけを薄く(0.2~0.5mm)削り、そこに合わせたセラミックの薄い箔を貼りつけて歯を白くしていきます。 2回の来院で治療が完了し、一度に何本かまとめて治療できます。歯の形を変えたり、歯と歯の間のすきまをなくしたりすることもできます。
■セラミッククラウン
歯を削り、その歯にセラミックでつくったクラウンをかぶせます。 変色がひどくても自然な歯の色にすることができます。
従来のいわゆる歯医者さんの差し歯ではなく、セラミックのみで作った歯。自由な色にすることができ、 光沢もより健康な歯に近いものです。金属を全く使わないので、歯ぐきが変色して黒くなったりしません。
歯並びをなおしたり、歯を白くすることが同時に行えます。通常4~5回の来院が必要です。
■ホワイトコート
歯の治療に使う数種類の薬を調合し、歯の表面を白くコーティングする治療です。 マニキュアというとやはり爪にぬるあの「マニキュア」を想像される方が多いと思いますが、
デンタル・マニキュアも美しい歯をつくるために、歯の治療に使う数種類の薬を調合し、歯の表面を白くコーティングする治療法です。 他の治療法のように歯を削ったり傷つけることなく歯を白くすることができます。
歯並びの不満、色合いの不満をかぶせをすることによって、 理想的な形、大きさ、出具合、色合いを作り出すことができます。
前歯の空いたのと突出した状態が気になります。
被せをすることにより、形を整えます。
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右上の金属冠が気になります。レジン前装冠で修復しました。
小児のレジンジャケット冠
4歳の女の子です。前歯がひどい虫歯でボロボロです。
簡単にできるレジンジャケットを装着しました。
角を削って丸みを持たせたり、逆に丸いところを削って 角張らせるたり、僅かに削って形態を整える技術です。 削る量はわずかですから、歯にダメージはありません。
わずかな変化で全体の感じは大きく変わります。
歯を余り削られたくないといういう人におすすめです。
ウェディングベルとともに結ばれようとしている二人にとって、 愛を確かめ合うことは、大変楽しいことと思います。 そんな時に目・口・耳が非常に重要な役割を果たしていることに気づいてほしいものです。
特に口元は、目と同様に感情を表現するには大変重要な部分で、いつも相手から見つめられています。 そして顔の中でもっとも豊かな表情の表れるところです。
もし、笑った時に虫歯や歯周炎があったり、顔を寄せ合って話をしているときに口臭があれば、 二人の愛にヒビがはいりかねません。
大切な愛を永遠のものとするためにも、お互いのお口の健康は大切です。 結婚生活に入ると男性は仕事に、女性は家事にと、自分の身体に構っている時間的余裕がなくなってきます。
それから、女性が妊娠中に歯の治療を受けるのは、できるだけ避けたいため、結婚前にまずお口をチェックしてみてください。
専門家による歯面清掃のことをPMTCといいます。特殊な器械等を使って、 通常のブラッシングではとれない歯に付いた汚れや歯石などを取り、ブラッシング指導をします。
●歯みがきをしてもらった後、特殊な薬品を使ってプラークの染め出しを行います。
この後にみがき残しがある箇所のブラッシング指導を行いながらきれいにプラークを
除去します。
●特殊な器械を使って、歯の表面や歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目を清掃します。
●歯と歯ぐきの境目や、ポケット(歯と歯ぐきの隙間)に付着した歯石を取ります。
(スケーリング)。
器械での清掃は痛みもなく、歯に付いた汚れも驚くほどきれいにとれます。
また、PMTC後は歯垢もつきにくくなります。(自費3,000円(消費税別))