🦷歯の被せ物について
銀歯が気になる方・長持ちする治療を求める方へ
虫歯治療や神経の治療を行った歯は、削った部分を補う必要があります。
その際に使われるのが「被せ物（クラウン）」です。
「銀歯が目立つのが気になる」
「白くて自然な見た目にしたい」
「しっかり噛めて長持ちする素材を選びたい」
そんな方のために、当院では多様なクラウン素材をご用意しています。
被せ物（クラウン）が必要になるケース
- 大きな虫歯や金属の詰め物がある
- 神経を取った後の歯
- 歯が割れた・大きく欠けた
- 噛み合わせのバランスを整えたい
これらの場合、歯の強度を保ち、見た目や機能を回復するために被せ物が用いられます。
クラウンの種類と特徴
| 素材 | 特徴 | 保険適用 | 見た目 | 耐久性 | 金属アレルギー |
|---|---|---|---|---|---|
| 銀歯（メタルクラウン） | 保険適用。奥歯用で使用されることが多い | ○ | ✕（銀色） | ◎ | △ |
| 硬質レジン前装冠 | 前歯用の保険クラウン。表面のみ白い | ○ | △（白さはやや人工的） | ○ | △ |
| CAD/CAM冠 | 白い樹脂とセラミックの混合素材 | ○（条件あり） | ○ | ○ | ○ |
| オールセラミック | セラミック100%。透明感があり美しい | ✕ | ◎（天然歯に近い） | ◎ | ◎ |
| ジルコニア | 非常に硬く、変色や割れに強い | ✕ | ◎（白く自然） | ◎◎ | ◎ |
当院のこだわり
✅ 見た目・機能の両立を重視
「ただ白い」だけではなく、患者さまの歯や笑顔に自然に馴染む仕上がりを目指します。
✅ 噛み合わせに配慮した設計
噛み合わせのバランスを整えることで、長期的に快適な咀嚼と持続性を確保します。
✅ 熟練の技工士との連携
技工所と密に連携し、高精度なクラウンをオーダーメイドで製作しています。
治療の流れ
- 診査・診断
歯の状態、噛み合わせ、希望素材のヒアリングを行います。 - 形成・型取り
歯を削って形を整え、型取りします。 - 仮歯の装着
完成までの間、見た目や噛みやすさを保つ仮歯を使用します。 - クラウン装着
完成した被せ物を丁寧に調整・装着します。 - 定期チェック・メンテナンス
長持ちさせるための定期的な確認も大切です。
よくあるご質問
Q：銀歯を白くできますか？
→ はい。保険・自由診療どちらにも選択肢がございます。
Q：セラミックは割れませんか？
→ 通常の噛む力では問題ありません。強い食いしばりがある方にはジルコニアなど耐久性の高い素材をおすすめします。
Q：金属アレルギーが不安です。
→ 金属を使用しない「メタルフリー治療」もご用意しています。ご相談ください。
あなたに合った被せ物を一緒に選びましょう
被せ物は、見た目・噛み心地・耐久性に関わる大切な治療です。
当院では、保険治療・自由診療の両面から、あなたに最適な素材をご提案します。
「見た目も機能も妥協したくない」
そんなあなたのご希望に、丁寧に寄り添います。
