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小児の口腔発達不全について

🧒「うまく噛めない」「口がポカンと開いている」
それ、口腔発達不全かもしれません

「子どもの歯並びが心配」
「いつも口を開けていて鼻でうまく呼吸していない」
「食事のとき、あまり噛まずに飲み込んでしまう」
「ことばがはっきりしない」

こういった症状は、口腔機能発達不全症(こうくうきのうはったつふぜんしょう)の可能性があります。
当院では、小児の発育段階に合わせたサポートで、「正しく食べる・話す・呼吸する」機能を育てるお手伝い
を行っています。


口腔機能発達不全症とは?

乳幼児〜学童期にかけて、噛む・飲み込む・話す・呼吸する・口を閉じるといった口の働きがうまく育たない状態です。
見た目や発音の問題だけでなく、全身の成長や学習・社会性にも影響を与える可能性があるため、早期の対応が大切です。


よくある症状・サイン

症状・行動考えられる問題
口がいつも開いている口唇閉鎖不全、鼻呼吸ができていない
食事中によくこぼす・飲み込めない嚥下機能の未発達、咀嚼不足
発音が不明瞭舌の使い方や口腔機能の発達不足
前歯で噛み切れない・丸のみする噛む力・顎の成長の遅れ
歯並びや顎が気になる習癖(指しゃぶり・口呼吸など)が影響

主な原因と背景

  • 長期間の指しゃぶり・口呼吸・舌癖
  • 柔らかい食べ物中心の食生活による咀嚼不足
  • 食事中の姿勢不良
  • アレルギーや鼻づまりによる口呼吸習慣
  • 発育の個人差や家庭環境

当院の対応方針

✅ 小児歯科+機能評価による早期発見

成長に合わせて、歯科医師が咬合・嚥下・発音などを総合的にチェックします。

✅ 口腔機能検査とトレーニングのご提案

必要に応じて、**MFT(口腔筋機能療法)**や、舌・唇・頬の運動訓練などを行います。

✅ 保護者の方との情報共有

ご家庭でもできるトレーニングや食生活・生活習慣のアドバイスを丁寧に行い、「一緒に育てる」姿勢を大切にしています。


治療・サポートの流れ

  1. 初診・問診・保護者ヒアリング
     気になる症状、生活習慣、発音や食事の様子などを詳しく伺います。
  2. 口腔機能検査・成長段階の評価
     舌・唇・顎・発音・呼吸の様子などをチェックします。
  3. 診断・アドバイス・生活指導
     必要に応じて医療機関や言語聴覚士と連携。保護者向けに改善ポイントを説明します。
  4. 口腔機能訓練・MFTの実施(必要な場合)
     遊び感覚で楽しくトレーニングするよう心がけています。
  5. 定期的なチェックとフォローアップ
     お子さまの成長に合わせて、無理のない継続サポートを行います。

よくあるご質問

Q:この症状はいつから治療すればよいですか?

→ 年齢ではなく、「気になる症状が出たとき」が受診のタイミングです。早ければ3〜4歳頃からでも対応可能です。

Q:歯並びと関係していますか?

→ はい。口腔機能の未発達が歯並びや顎の成長に大きな影響を及ぼすことが多くあります。

Q:小児矯正とは違うのですか?

→ 目的が異なります。口腔機能発達不全症は「機能の育成」が目的ですが、必要に応じて矯正治療と並行して行うこともあります。


保護者の皆さまへ

お子さまが口をぽかんと開けていたり、発音や食事に不安があると、将来の健康や人間関係が気になりますよね。
早めのチェックとちょっとした習慣改善で、大きなトラブルを防ぐことができます。

「気になるけど様子を見ていた」
「他の子と比べて心配になった」
そんなときは、どうぞお気軽に当院へご相談ください。


💡このようなお子さまにご相談をおすすめします

  • 口をいつも開けている
  • よく食べ物をこぼす・噛めていない
  • 発音が不明瞭で聞き取りづらい
  • 指しゃぶり・舌を出す癖がある
  • 歯並びや顎のバランスが気になる
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